8月も終わりに近づき、ハマグリの旬も終わりに近づいています。
太平洋側・伊勢湾周辺(三重県など)は2月〜4月頃が旬なので終わっていますが、関東・九十九里浜周辺(千葉県など)は5月〜8月頃が旬なのでギリギリ美味しい季節です。
毎日暑い時期なので、ハマグリをタップリと使った冷製のパスタ料理をご紹介します。
暑いときには冷たい麺を食べるというのは最高ですよね!
暑いときには冷たい麺を食べるというのは最高ですよね!
この料理は、ハマグリの上品な甘みとワケギの優しい甘みの組み合わせが良い感じのマリアージュとなっています。
プックリと膨らんだ肉厚のハマグリは、噛むとジューシーで甘味のある味わいが口の中に広がります。
日本では貝塚からの出土例もあり、縄文時代からの利用があったとされています。
江戸時代では『桑名(現在の三重県桑名市)といえば焼蛤』と言われるほど、ハマグリは名物として知られていました。
例えば、十返舎一九による滑稽本『東海道中膝栗毛(1811年)』では、主人公の弥次さんと喜多さんが桑名宿で焼蛤を食べるシーンがあります。
東海道中膝栗毛の弥次喜多像(京都三条大橋)
『箱にしたいろりのようなものの中へ蛤をならべ、松かさをつかみ込み、あふぎたてて焼く』と本書に記されており、当時の屋台風景や食文化が描かれています。
ちなみにハマグリという名前の由来は、『浜にある栗=浜栗(はまぐり)』という説と、『浜辺の石=クリ』から来ているという説等があるそうです。
この料理に一般的なネギではなくワケギを使っているのは、生のままを使用しているためです。
生のネギよりも辛味とクセが少なく甘みがあるということから選びました。
ちなみにワケギはネギと玉葱の雑種(ヒガンバナ科ネギ属の多年草)だそうです。
根元の部分は球根状に少し膨らみ、分球して増えて育ち種はできません(球根で増える)。
🍴ハマグリとワケギのスパゲッティ
材料(2人分)
- ハマグリ・・・250グラム程度
- ワケギ・・・6本
- ニンニク・・・3片
- 白ワイン・・・大さじ3杯
- EX・ヴァージン・オリーブオイル・・・大さじ2杯
- 塩・・・適量
- 胡椒・・・適量
- パスタ・・・150グラム
🔄 代用食品のアイデア
・ハマグリの代用:ホンビノスガイ、アサリ・EX・ヴァージン・オリーブオイルの代用:家にあるオイル
・白ワインの代用:シャンパン、スパークリングワイン、日本酒
・ワケギの代用:浅葱
🌿 食材の旬
・ハマグリ・・・2~4月・ワケギ・・・3~5月、9~11月
・ニンニク・・・6~8月
作り方
1.鍋にハマグリ、白ワイン、スライスしたニンニク、水を入れて火にかけます。2.ハマグリの口が開いてきたら、ハマグリとニンニクをボウルに取り出します。
3.ボウルに煮汁を入れて、冷やします。
4.殻から身を外し、EX・ヴァージン・オリーブオイル、小口切りにしたワケギを混ぜ合わせます。
5.パスタを茹でたら、塩を少々入れた氷水の中に入れて冷やします。
6.キッチンペーパー等でパスタの余分な水分をきります。
7.ボウルにパスタを入れて混ぜ合わせ、塩、胡椒で味を調えて出来上がりです。
💡 ポイント:今回の冷製パスタはスパゲッティを使っているのですが、スーパーでカッペリーニが売られていなかったので代用として使いました。
カッペーニは冷製パスタの王道とも言われていて、冷水でキュッとしめた後の極細(一般的に約0.9mm〜1.1mm程度で今回使ったスバゲッティは1.6〜1.9mm程度)で繊細なツルッとした食感とのど越しが素晴らしいです。
なので、冷製パスタを作る際は、できるだけカッペリーニを使うことをオススメします。
ちなみにカッペリーニはその細さから『小さな髪の毛(capelli)』を意味する名前となっています。
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